2016年3月5日土曜日

ギンバイカ、ラベンダー


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Myrtus communisは「マートル」の名の方が知られているのかも知れませんが、私はかたくなに「ギンバイカ」と呼びます。なんか響きが好きなんです。漢字で書くと「銀梅花」というどことなく中国っぽいニュアンスが出るところも好きです。花の形がちょっと梅に似てますよね。

ギンバイカ精油は酸化物類の1,8シネオールを多く含むので呼吸器系に効果ありとされます。花粉症で咳が出る時などによいかもしれません。またこれがラベンダーと相性がよく、ブレンドするととてもまろやかな優しい香りになるのです。

写真ではわかりづらいですが、この白いかわいらしい花は案外小さく、親指の爪くらいの大きさしかありません。そして精油になるのはこの花ではなく葉っぱの方です。

ギンバイカは花が咲いてないと地味な植物なので目立ちませんが、九州、少なくとも福岡市内ではけっこうあちこちに植えられています。
内輪話でよその地域の方には申し訳ありませんが大濠公園のランニングコースの植え込みで見かけました。初夏くらいに花が咲きますから案外見つけやすいです。気になった方は一度見にいらしてください(もしなくなってたらごめんなさい)。