2016年3月1日火曜日

グレープフルーツ、ラベンダー、ジュニパー


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ジュニパーとグレープフルーツをあわせるとどこかのダイエット用マッサージオイルみたいになってしまうので(別にそれが悪いというわけではないんですが…。)ラベンダーも組み合わせてみました。

写真はジュニパーJuniperus communisの実。実だけから採取した精油は「ジュニパーベリー」と呼ばれます。単に「ジュニパー」だけだったら実の他に枝葉も入っていると考えてください。
香りはジュニパーベリーの方が甘くてすっきりしており、ジュニパーのほうは少し苦味とグリーン感が出ているように思います(とても個人的な感想なのであまりあてにしないでください)。

ナード・アロマテラピー協会では「ジュニパーベリーは冬に野鳥の餌になるため、環境保護の面からは枝葉も使うジュニパー精油の使用が望ましい」との見解を出しています。有効成分としては大きな違いはないそうです。

熟すと写真のように濃い紫色になります。イタリア旅行の際未熟果がなっているのをみたことがあるのですが、完熟果にはお目にかかっていません。ドライだったらスパイスやハーブティーとして売られているんですけれどね。