2016年2月25日木曜日

ベルガモット、カモミールローマン、プチグレン


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またのんびり緩めるためのブレンド。リッチにいきたい場合はネロリを使いますが、普段の風呂にはプチグレン。トップノートの柑橘はもちろんオレンジでも良いですが、ここは上品さを求めてベルガモットにします。カモミールはローマンを。絶対にジャーマンではいけません。

ビターオレンジCitrus aurantiumはアロマ的にとても働き者の植物で、花はネロリ精油となり、枝葉はプチグレン精油として流通しています。
もちろん果皮から採取されるビターオレンジ精油も存在しますが、スイートオレンジCitrus sinensis精油のシェアの方が多いため、取り扱いメーカーはそんなに多くないです。

スイートとビターの香りの違いは素人目にはほとんどわからないといっても良いくらい。言われてみれば…、という程度です。
そういや何年か前のナード・ジャパンのセミナーで大ボスのドミニック・ボドゥーさんが「これからの私の話に出てくるオレンジはすべてビターのことだと思ってください」と言っておられました。あちらのメディカル領域ではビターの方がメジャーなようですね。